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  【81ニュースレター】PH緊急時対応 6/18 Thursday | 81 PROPERTY MANAGEMENT フィリピンの不動産管理・物件販売・内装・賃貸・コンサルティング

【81ニュースレター】PH緊急時対応 6/18 Thursday

本日も隔離措置の続くここフィリピンより最新の情報をお知らせいたします。まず本日の感染者数ですが陽性感染者数27799名、死亡者数1116名、回復者数7090名となっています。本日562名の新規感染が報告されたことになります。
 
【Metro Manila】

  • マニラ国際空港、1日600人限定

 フィリピン最大の国際空港であるマニラ国際空港では、現在1日の入国人数を600人に限定しており航空各社が運行を再開できない大きな要因の一つとなっているようです。現在も外国人へのビザ発給を停止しているフィリピンですが、自国民で海外に出稼ぎに出ている労働者などのフィリピンへの帰国の需要は多く、またロックダウンの規制上も既に運行再開可能となっている航空各社でありますが、この600人の枠が確保できず実質的な運営再開が難しい状況が続いているようです。大統領報道官は外国人の入国受け入れ再開の目処を不明としておりOFWの帰国から優先的に受け入れる方針を明らかにしています。
 

  • 夜間外出制限の緩和、各市自治体

 マニラ首都圏のケソン市やマニラ市などでは夜間外出制限の制限時間の短縮が宣言されているようです。既存の午後8時から午前5時の制限を午後10時から午前5時までに短縮する市自治体が増えています。現在のロックダウン(GCQ)自体は今後も月末まで続くことが決定しています。
 

  • マニラ首都圏、より狭い地域でロックダウン強化

 マニラ市、タギグ市、モンテンルパ市等でより狭い地域単位でのロックダウンを強化する動きが加速しているようです。マニラ市ではバランガイごとに感染が多い地域にてロックダウンを実施するとともに、コロナウイルスの感染拡大を図るための検査を実施していきます。タギグ市でも同様にいくつかのエリアでECQを個別実施する予定のようです。各地方自治体は各住戸まで訪問し隔離の必要のある世帯の特定を行っています。
 

  • 保健省、バイク便の検証

 保健省はさらなる交通手段拡大を目指すため、一般市民の利用率の高いバイク便などの感染リスクの調査に乗り出しました。
 
【Cebu Mactan】

  • セブ市長、依然GCQを主張

 全国で唯一強化された隔離措置ECQを中央政府から指定されたセブ市ですが、市長が依然としてGCQとして経済を再開しながら感染をコントロールできているという主張が続いているようです。セブ市ではダブリングレート(感染数が2倍になるまでの日数)が6.63日で基準の7日未満であることに加え、医療設備にも依然として余裕があることを訴えているそうです。またセブ市の重症例の割合が1.08%に抑えられていることを中央政府は考慮していないと主張しています。
 

  • マンダウエ市、ラプラプ市、飲食店再開

 マンダウエ市やラプラプ市ではGCQの中で飲食店の店内飲食が30%の稼働率で認められため、各飲食店が徐々に運営を再開始めているようです。一部の人気店では運営が30%のため、店外で行列ができるほどの状況となっているようです。
 

  • セブ市、警察官増員

 少なくとも106名の警察官がセブで実施されているECQの管理のため増員されると発表されました。増員の警察官はそれぞれ西ビサヤまたは東ビサヤ地方からの増員となるようです。
 
 本日は以上となります。マニラ国際空港の制限は今後も続くものと思われますが、到着後の検査設備の不足または出国者のフライトが突然キャンセルされるなどの事態に、空港周辺では多くの人が野宿をする姿が報じられています。感染数増大、隔離の漸増的緩和、交通手段の停止、いろいろな要素がうまく作用しておらず大きな問題を引き起こす要因となっています。

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