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  【81ニュースレター】PH緊急時対応 5/12 Tuesday | 81 PROPERTY MANAGEMENT フィリピンの不動産管理・物件販売・内装・賃貸・コンサルティング

【81ニュースレター】PH緊急時対応 5/12 Tuesday

本日も隔離措置の続くここフィリピンより最新の情報をお知らせいたします。まず本日の感染者数ですが陽性感染者数11350名、死亡者数751名、回復者数2106名となっています。昨日より264名の感染が増加しました。
 
【Metro Manila】

  • マニラ首都圏とセブ市、隔離延長決定

 大統領補佐官は本日午後12時ごろに今週15日で期限を迎える強化された隔離措置(ECQ)の今後の動きについて発表し、感染率の高いマニラ首都圏、セブ市、ラグナ州を指定してModified Enhanced Community Quarantineとすることを発表いたしました。

期日は5月31日となる予定です。

この通称MECQではこれまで同様にフロントライナーと言われる医療従事者や物販業者に加えて、特定の製造業や工場が50%の稼働率を目処に運営を許可される模様です。製造業の具体的な職種は明日以降発表される予定です。また運営再開にあたり衛生環境の徹底やSocial Distance の維持など一般的な範疇での注意喚起が行われているものの、具体的な政府からのガイドラインや指示はなく各MECQ下の地方自治体による可能性もあります。
 

  • MECQにあたり大統領発言

 ドテルテ大統領は今回の5月15日以降のECQの延長に関し、かなりの時間を要し専門家の意見も取り込みながら最終判断を行いました。当初の予定では昨日5月10日中に発表される予定であったところ、本日の午前8時、10時とどんどん遅くなり最終正午12時ごろにようやく決定内容が報道されました。大統領が最も深く考慮したのが隔離措置の緩和を行った結果、コロナ感染の第2波、3波に襲われることで、そのような事態になると感染者の数、国民の生活とともに経済的ダメージにも耐えかねる状況を生みかねないと懸念した節もあります。結果、前述の3つのエリアを修正された拡大隔離措置(MECQ)として、厳密な隔離措置実施エリアに指定し、その他のエリアをGCQへと移管するという判断に至りました。なお国民への発表にあたる報道では大統領補佐官のロケ氏が行いました。
 

  • エドサ通りの交通バス量、半減

 陸運統制委員会はマニラ首都圏の幹線通りエドサ通りにおいて、15日以降、何らかの外出制限が緩和した場合を想定しエドサ通りを通行するバス路線を、通常の61路線から29路線に削減すると発表いたしました。本日の発表でマニラ首都圏は全域隔離措置、外出制限が延長されていますがいくつかの点において行動規制が変更される可能性があり今後の動きに注目です。
 
【Cebu Mactan】

  • セブ市、全国で一番

 4月中旬より感染が増大傾向にあるセブ市は、現在感染者が合計で1484名おり先日全国の市自治体の中で最大の感染者がいることになっております。これまで一貫してマニラ首都圏内のいずれかの市が、感染数トップでありましたがそれを追い抜いてしまったこととなります。またその事実を受け、本日のECQ延長の発表にあたりマニラ首都圏と並ぶ感染危険エリアであるとして15日以降の隔離措置の延長MECQが中央政府より指示されました。なお今回、MECQにエリア指定されたのはこの2つの地域を除くとメトロマニラ南部のラグナ地方のみとなります。

  • ラプラプ市、新規感染6名

 隔離措置の延長が決定したセブ市から橋を渡って隣にあるラプラプ市では本日、6名の新規感染が報告されたそうです。これで合計感染者数は52名となっています。感染が増えているとはいえ低い水準で推移しているラプラプ市は、今回のフィリピン政府指定の隔離対象エリアではありません。ですがこれまでラプラプ市は中央政府から外出制限がなくとも、もともと自治体の判断でECQを実施しており今後の方針未知です
 
 本日は以上となります。今回の延長決定で3回目の隔離措置延長となります。多少の修正は入るようですが、報道から察する内容といたしましては大きく期待できるものではなさそうですし、また我々の業種が再開される業種に含まれているとは限りません。現在許されているのはスケルトンワークといいオフィス内でSocial Distanceとマスク着用を徹底し最小限必要となる運営のみ可能となっています。

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