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  【81ニュースレター】PH緊急時対応 4/16 Thursday | 81 PROPERTY MANAGEMENT フィリピンの不動産管理・物件販売・内装・賃貸・コンサルティング

【81ニュースレター】PH緊急時対応 4/16 Thursday

本日も隔離措置の続くここフィリピンより最新の情報をお知らせいたします。

まず本日の感染者数ですが陽性感染者数5660名、死亡者数362名、回復者数435名となっております。昨日に引き続き回復者が増え2日連続で死亡者数を上回っております。死亡率は6.6%と世界平均(6.4%)よりやや上回っているようです。
 
【Metro Manila】

  • フィリピン経済成長率見込み0.6%

 国際通貨基金(IMF)はフィリピンの2020年経済成長率予想を当初の6.3%から0.6%へと大幅下方修正したそうです。これはリーマンショック後の2009年の低成長(1.1%)を下回る予想となっています。
 

  • アジア開発銀行、政界経済に約4兆ドルの影響

 マニラに本拠地を置くアジア開発銀行(ADB)では今回の新型コロナウイルスの影響により世界経済へ約4兆ドルの影響を及ぼす可能性を示しました。まずはコロナウイルスの収束を第一としながら、それを支える各国政府の財政支援の重要性を強調したそうです。パンデミックの終息により、経済が元の軌道に戻るとの考えのようです。
 

  • 大統領が簡易検査キットを調達

 フィリピン大統領はコロナウイルス感染判定を短時間で行う簡易検査キット90万個を調達したそうです。これらの検査キットの有効性に関しフィリピン保健省では認可が取れておらず議論が行われています。

ドォテルテ大統領は検査の有効性に関する責任を負うと発言し、保健省の対応の遅さを批判しました。

本来、国費での検査キットの調達は食品医薬品局の認可が必要だそうですが、米FDAが認可していることを前提に安全性が確保されていると判断し、特別措置の適応を決めたそうです。
 

  • フィリピン大学、マネーサプライの増大へ提言

 国立フィリピン大学の経済学者たちが、中央銀行のマネーサプライを増加させ経済を下支えすることを提言しているそうです。市中に供給量を増大させ、窮地の支援と経済の活性化を図る目論見です。またそれに伴い財務省が各民間銀行へ融資の保証を行うことも盛り込まれているそうです。
 
【Cebu Mactan】

  • セブ市、ラプラプ市で新規感染報告

 セブ市およびラプラプ市でそれぞれ新規の感染者数が本日4月16日に報告されました。セブ市では24名、ラプラプ市では3名が新たに感染したそうです。特にセブ市の新規ケースは昨日のニュースレターでも記載した感染が一局的に増えているSitio Zapateraエリアでの発覚となるようです。
 

  • 特定エリアでの隔離施設設置

 セブ市では感染が局所的に増大しているSitio Zapatera内での隔離を促進するため、セブ市長が公立高校を隔離施設とすることを決めたそうです。学校にはベッドや医療設備そして医療従事者が配備されるとのことです。既に2名の未成年感染者がセブ市内の病院から搬送されたそうです
 

  • ビサヤ地方全体の感染者数

 セブをメインとするビサヤ地方全体の感染者数が本日4月16日に95名となったそうです。
 
 本日は以上となります。これまで感染例が少なく比較的守られていたセブエリアで一部クラスター的な広がりを見せております。

Sitio Zapateraにあるバランガイ(最小自治区域)内で集中的に発症例が見つかりこの5日間で増大しているようです。今後も注目が必要です。

マニラ首都圏においては感染への注目もそうですが、隔離による経済的なダメージへの推察が多くみられるようになりました。当然いつまでも隔離を続けることは不可能でフィリピン政府は大きな決断の時期に差し掛かっているようです。

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