【81ニュースレター】PH緊急時対応 4/11 Saturday
本日も隔離措置の続くここフィリピンより最新の情報をお知らせいたします。
まず初めの現在の感染状況ですが陽性感染者4428名、死亡者数247名、回復者数157名となっております。感染者3桁拡大、また死亡者数も26名増大と依然数値上の改善は認められない状況です。
【Metro Manila】
連日感染者が3桁規模で増大しているフィリピン国内ですが、国外にて出稼ぎに出ているOFWの感染増大も日に日に深刻化しているようです。本日現在、世界各地から651名のOFWの感染が報告されておりうち84名死亡という状況となっています。
- 農林水産省、1次産業従事者をCOVID-19 フロントライナーへ
農林水産省は農業や漁業などに従事し、現在の隔離状況においてもフードサプライを根底から支えている1次産業従事者たちをCOVID-19のフロントライナーとして国から認定を受けるよう支援しており、この度、政府からフロントライナーとして認定されたと発表しました。一般的にフロントライナーとはコロナウイルス感染者の治療にあたる医療従事者や隔離中も物資の供給を続けている運送業者などが認知されています。フロントライナーとみなされることで現在もフードサプライを維持している1次産業従事者にCOVID-19対策に関わる支援を受けやすくなるなどのメリットがあるようです。
検問チェックなどで隔離期間中も休まず業務にあたっている国家警察(PNP)はじめとする警察官の中でも感染例が増加しているようです。現在PNPの発表によると27名の警察官が感染されているようです。
【Cebu Mactan】
セブ市では本日3例の新規感染が報告されこれで26名の感染者が発症しました。セブ州を含むビザヤ地方では合計で39名のようです。
セブ州知事は現在、低水準で推移しているコロナウイルス感染者数ですが今後のECQの終了または延長の如何に関して現在も決めかねているようです。
本日は以上となります。Holy Weed 祝日3日目。本日はBlack Saturdayといいます。政府関係者も休養を取っているのかあまりCOVID-19関連、ECQ関連の目立ったニュースも少なく限られた環境の中でフィリピン国民の皆さんが有意義な時間を過ごしていることを願います。